秦野市とアメリカ・パサデナ市の姉妹都市提携が結ばれ今年で60年を迎えた。これを記念し6月下旬、パサデナ市から青少年演奏団と市民団体が秦野市を訪問。記念演奏会や高橋昌和市長への表敬訪問などが行われた。
秦野市とパサデナ市が姉妹都市提携を結んだのは1964年。以来、秦野パサデナ友好協会(六本木康会長)とパサデナ市側もパサデナ姉妹都市協会が中心となり、両市の中高生らが互いに訪問し合うなど、民間主導で両市の交流が進められている。
BBQやホームステイなど
今回、秦野市を訪れたのは、青少年演奏団(20人)とパサデナ市民訪問団(4人)のメンバーら。青少年演奏団は6月18日から29日まで、市民訪問団は21日から27日まで秦野市に滞在し、バーベキューやホームステイなどで交流を深めた。
また、23日にはクアーズテック秦野カルチャーホール(秦野市文化会館)で青少年演奏団による記念演奏会が行われた。同演奏団を監督として率いたのは、世界的に活躍するアコーディオン奏者のスタス・ヴェングレブスキーさん。アコーディオンと和太鼓や琴、マリンバなどとの共演も行われた。翌日、秦野市役所を訪れた一行は、高橋市長を表敬。高橋市長は「記念演奏会はとても素晴らしかった。60年の交流に新たな1ページを加えることができた」と感想を話した。スタスさんは「日本に来たのは2度目。ここで演奏できたことはとても光栄。子どもたちにも多大なインパクトになる」と話した。
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