秦野市は、秦野駅前のシンボルである「まほろば大橋」と「時計塔」にカラーLED照明を設置し、7月11日(金)から定期的にライトアップすると発表した。これは市の公共施設のLED化推進と、秦野駅周辺のにぎわい創出を目的とした取り組み。
カラーLED照明が今回設置されるのは、まほろば大橋の欄干と時計塔、および秦野駅北口ペデストリアンデッキの手すり灯。これまでは秦野たばこ祭やピンクリボン月間など、イベントなどに合わせて一時的にライトアップを行っていた。しかし、市制施行70周年を機に、市が推進する駅周辺のにぎわい創出につなげるため、今後は常設とし、7月から基本的に毎月中旬頃(11日から20日まで)に定期的にライトアップを実施する。設置費用は約3300万円。
LEDの色パターンは何万色もの設定が可能で、今後はペデストリアンデッキからまほろば大橋まで連動してライトアップ。夏や秋など季節に応じたイメージカラーが設定されるほか、たばこ祭の時期には炎をイメージしたプログラム、冬にはクリスマスカラーなど、イベントに合わせた特別なライトアップも実施される。
また、市制施行70周年の今年は記念ロゴのカラーに合わせた虹色に変化するライトアップも組み込まれる予定だ。
完成記念し点灯式も
7月11日には、LED化を記念して点灯式を実施。午後7時からまほろば大橋時計塔前でセレモニーが行われる(荒天時は翌日順延)。
市建設総務課の担当者は「まほろば大橋は市のシンボル的モニュメント。ライトアップを実際にご覧いただき、華やかな色の変化を楽しんでほしい。併せて、駅周辺の散策やお店に立ち寄ってもらうことで、地域全体の活性化につなげたい」と話す。
ライトアップ期間中の点灯時間は午後6時から10時まで。スケジュールは市のホームページで公開される予定で、その時期のテーマカラーやプログラム内容も確認できるという。今回のLED化により「新たな名所となれば」と市は期待を寄せている。
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