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秦野 スポーツ

公開日:2025.07.23

弘法山で掴んだ自信
秦野高山岳部、初のインハイ

 69回を数える今年の全国高校総体(インターハイ)の登山競技に、秦野高校山岳部が初めて出場する。5月の県予選で優勝し、神奈川の代表に。8月5日(火)から広島県で開催される全国大会に挑む。

 3年生の部長・澁谷恒地さん、守田貫一郎さん、伊東大地さんに、2年生の三川慧斗さんで編成する秦野高=写真。インターハイの独自ルールでは、選手4人に加えて監督の添田悠介顧問(31)を1パーティーとして初の全国に名を刻む。

 昨年の神奈川予選は、県代表にあと一歩届かず2位。登山競技は山登りだけでなく、テント設営や装備審査、天気図試験、読図、救急法と登山で必要とされる知識も問われる。「昨年は知識が足りなかった」とチームは振り返り、この1年で筆記試験対策に取り組んできた成果が初優勝につながった。

 山登りには絶対の自信を持つ同校。大会前は毎日、20kgの荷物を背負って弘法山を2時間半ほど歩く歩荷練習を実施。山でのランニングや筋トレにも励み、体力を伸ばしてきた。インハイに向け澁谷さんは、「県の代表としてしっかり臨みたい。自分たちが全国でどこまで通用するか楽しみ」。添田顧問も「私を含めてリタイアなくやり切りたい」と前を見据えた。

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