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青葉区版 公開:2014年2月20日 エリアトップへ

「横浜・女性起業家応援プロジェクト」を開発した「明日の(株)」社長 村尾周三江(すみえ)さん 青葉区在住 43歳

公開:2014年2月20日

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「女性らしく」志持ち働く

 ○…女性が開発した優れた商品を県が認定する「神奈川なでしこブランド」に、自社商品が区内で唯一認定された。「応援してくださる方の勧めで応募したが、認定されるとは思わなかった」と驚く。時短や在宅勤務の女性社員を中心に、女性起業家を支援する商品をつくった。「パワフルな女性の雇用創出に貢献したい」

 ○…鳥取県出身。小さいころから小説や漫画が好きで、「本があればいくらでも読み続けていた」。歴史研究に携わる父の影響もあり、図書館司書か考古学者が夢だった。小学6年生の時、緑区の長津田に。田奈中学校、霧が丘高校を経て、卒業後はしらとり台で歯科助手として働き始めた。その後「改めて勉強したいと思って」と21歳のとき、玉川大学の通信制に入学。図書館司書の資格を取ったが、「図書館の数が少なく、司書にはなれなかった」と笑い飛ばす。

 ○…大学卒業後はさまざまな職種を経験。ベーカリーカフェの企画部時代は、中国で店舗立ち上げ責任者に。3年間の単身赴任で、「中国語で日常会話くらいならできる」。帰国後は、「インターネット会社が全盛で面白そうだから」と楽天(株)に入社。毎月70店ものネットショップを担当し、売上の最優秀賞を受賞したこともあるキャリアウーマンだ。

 ○…ウェブサイトの製作などを請け負う「明日の(株)」を2008年に設立。「支援制度があるのに、女性が出産や育児を機に会社を辞めてしまう」。その現場を見てきた経験から、時短や在宅勤務など一人ひとりに合わせた働き方を提案し、女性が働きやすい職場を実現した。「辞めてしまった人の中にも、優秀な人がたくさんいる。女性が女性らしく働けるようにしたかった」。仕事は「志事」であり、会社に仕えるのではなく志を持ち働くことだという。「自分で仕事をつくり、何かをなすことが大切。女性自身も変わっていかないと」。今日も、一人でも多くの働く女性を応援していく。

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