青葉区 スポーツ
公開日:2026.07.23
青葉総合高校野球部 連合で掴んだ一勝 夏の神奈川大会で
高校再編により今年度統合され、新たにスタートを切った県立青葉総合高校。部員わずか5人の同校野球部が、他校との連合チームで臨んだ夏の高校野球神奈川大会の初戦で勝利を収めた。13年前に前身の田奈高校野球部が初戦を突破して以来の快挙となった。
7月8日に行われた伊勢原高校との初戦。青葉総合含む連合チームは4回裏に3点を先制。5回表に3対3の同点に追いつかれたものの、8回裏に勝ち越しの決勝点を挙げ4対3で競り勝った。
1年生ながら同校のキャプテンを務め、「7番・一塁手」で公式戦に初出場した杉野蓮さんは、レフトへの安打を放ち得点にも貢献。「緊張ばかりだったが楽しもうと思った」と振り返った。
続く2回戦は平塚江南高校に0対6で敗れたが、新設校の歴史に大きな一歩を刻んだ。杉野さんは「勝つことで部員を集め、将来は単独チームで出場したい」と先を見据える。
チームを支えたのは、同部唯一の3年生でマネージャーの高田紗奈さんだ。「引退の年に1勝できてうれしい」とほほ笑む。連合チーム発足当初は人見知りもあったが、他校の選手が話しかけてくれたことで心を開き、献身的に選手を支えてきた。
高田さんは、選手の思い出にと1年生の夏から動画撮影を開始。今大会直前には、他校の選手も含めた5分間のモチベーションビデオを制作した。杉野さんが「やる気が出た」と話すなど、選手たちの大きな原動力となった。「1、2年生にはこの経験を忘れず頑張ってほしい」と高田さんはエールを送った。
顧問で連合チーム監督の岸優大教諭(26)は、田奈高時代から赴任して4年目。「新しい学校で1勝でき、学校全体が良い雰囲気になった。唯一の3年生として部を支え続けた高田さんがいなければ勝てなかった」と最上級生を称える。
ダンス部も応援
生徒の居場所づくりのため部活動の充実に注力する岸教諭は、今大会、同校ダンス部に応援を依頼。快諾したダンス部員が球場でチアダンスを披露し、勝利を後押しした。新生・青葉総合高は、部活の垣根なく、互いに成長できる場もつくっていく。
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