青葉区 コラム
公開日:2026.07.09
「治せる乱視、治せない乱視」 コラム【60】 悠先生のちょっと気になる目のはなし
眼の中のレンズ(角膜と水晶体)が歪んで、見えにくくなることを「乱視」と言います。生まれつき乱視の強い方もいれば、病気やケガで乱視が生じる方もいらっしゃいます。
乱視には正乱視と不正乱視があります。正乱視はちょうどラグビーボールのように、レンズが楕円形になることで生じる歪みのことで、縦・横・斜めといったように方向があります。不正乱視は方向性や規則性のない歪みのことです。
一般的に乱視と言った場合、正乱視を指すことが多く、眼鏡やコンタクトレンズで補正して治すことができます。
一方で不正乱視は治すことが難しいとされています。不正乱視は円錐角膜、翼状片、外傷、角膜の感染や炎症の後遺症などで生じます。このうち円錐角膜はハードコンタクトレンズの装用で不正乱視を軽減することができます。
また病的でない軽度の不正乱視はレーシックで角膜を削ることで軽減することができます。
話は変わりますが白内障の手術を行って水晶体を眼内レンズに取り換えると、水晶体の乱視は正乱視も不正乱視も完全に治すことができます。さらに眼内レンズに角膜乱視を補正する機能を持たせることで角膜の正乱視も治療することができます。
市ケ尾町の「梅の木眼科医院」の加藤悠院長が、目を健康に維持するために大切なことを分かりやすく教えてくれるコーナーです(月1回第2週目に掲載)
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