「一隅照らす」和芸者 集結 9月
和の芸を持つ市井の人が技を披露しあう「横浜文化交流祭」が9月19日(月・祝)、戸塚地区センター和室で開かれる。
琵琶法師の樋泉舟水さん(67)と着物コンサルタントの小林加代子さん(52)、気功師の池田優子さん、その弟子の石倉毅(たけし)さん(41)の区民4人が中心の「横浜文化交流会」が主催。初の試みとなる。区民を中心とした和芸者30〜40人が参加する見込みで、三味線や尺八などの楽器演奏や書道、華道のほか、人形劇や切り絵、南京玉すだれなど様々な芸が披露される。
樋泉さんは5月に東日本大震災で被災した福島、宮城県に行った。琵琶で追悼しようとしたが、甚大な被害を目の当たりにし、「何もできなかった」。戸塚区へ戻った後、「みんなで力を合わせて何かをしたい」と、芸を持つ人を集め、まずは各々を理解し合おうと同祭を企画。今後の活動につなげたい考えだ。樋泉さんは「街には一隅を照らす人がたくさんいる」、小林さんは「人との出会いが輪になる」。
正午〜午後6時。一般来場可。出演者募集中。詳細は石倉さん【携帯電話】090・8330・1992。小林さん【電話】045・864・9544。
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