40歳以上の横浜市民が対象の「よこはまウォーキングポイント事業」が11月1日から始まった。参加者はすでに6万5000人を超えるなど、市民の関心の高さがうかがえる。歩数をポイント化する専用リーダーは、戸塚区内でも27カ所の店舗・施設に設置されている(11月21日時点)。
同事業は、ウォーキングを通して、市民に日常生活の中で楽しみながら健康づくりに取り組んでもらおうと実施。参加者に歩数計を無料で配布し、計測した歩数を店舗や施設に設置した専用のリーダーでポイント化。一定ポイント以上を集めた参加者には3カ月ごとに自動で行われる抽選で、商店会などで使える商品券(3000円相当)が当たる。また、市が設定する目標を達成した場合、同事業からWFPなどに寄付をする企画もある。歩数記録やほかの参加者との順位などは、パソコンやスマートフォンで確認できる。
参加者は10月末に当初の定員5万人を突破。追加で3万人を募集しており、11月17日時点で6万5000人を超えている。市では4年間で30万人の参加を見込んでいる。
初期設定やポイント獲得のためには、歩数を読み取る専用リーダーに歩数計をかざす必要がある。専用リーダーは、21日時点で市内530カ所、うち戸塚区には27カ所の店舗・施設に設置されている=表。設置場所は同事業のホームページで確認できる。市内1000カ所以上を目標に据えており、設置店の募集も受け付けている。
区内設置店の1つ、SlowBeautyぷれじ〜る(とつか宿駅前商店会)の藤谷恵一さんは「まだ来店者は多くはないが、地域や商店を巡る良いきっかけになれば。区内の設置店がもっと増えたら良いのだが」と話す。
区役所等に申込書
事業への申込書は戸塚区役所福祉保健課窓口や同事業のホームページなどで配布しており、登録後に歩数計が送付される。参加者の負担は送料630円のみ。予定数の8万人に達した場合は、翌年度以降の登録となる。
問い合わせは、同事務局【電話】0570・080・130へ。平日午前9時半〜午後5時半(土・日・祝日、年末年始は休み)。
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