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中区・西区・南区 教育

公開日:2015.10.15

東関東マーチング大会
港中が3年連続で金賞
ジャズ4曲を披露

  • 練習に励む港中の吹奏楽部

 横浜市立港中学校=中区山下町=の吹奏楽部が10月4日に千葉市で行われた「第21回東関東マーチングコンテスト」Bの部において金賞に輝いた。神奈川・茨城・千葉・栃木各県の計20校のうち、9校が出場し上位4校が金賞を受賞。同校はこの大会で3年連続の金賞となった。

 B部門は、演奏しながらラインやボックスなど自由に編隊を変えるスタイル。当日、上下黒のユニホームに揃えた同校は、『My New York!』をテーマに『My Favorite Things』や『New York State of Mind』など4曲を披露した。

 3年生で部長の伊東玲衣さん(15)は「大人っぽいジャズで、シックな感じです」と同校の演奏について説明していた。

ノリノリの演奏が特長

 大さん橋で客船の出迎えや出港時にも演奏を依頼される同校吹奏楽部。平日の通常練習に加え、週末には体育館で編隊の動きを確かめる本番さながらの練習も行う。

 顧問を務めて7年目の加藤治教諭(57)は「吹奏楽部というよりもマーチング・ジャズ・バンドですね」と話す。指導にあたっては教え子でセミプロのジャズミュージシャンである大沼瞳さんを招くなど、演奏力の向上に力を入れてきた。

 加藤教諭が同校に赴任した頃、吹奏楽部の部員は約20人。「演奏したくなる曲を」とまずは部活の活性化に着手した。その後、年々活動が活発化しマーチングに取り組んだのは4年前。現在は部員52人、大会や地域イベントなど年30回ほど演奏する。部長の伊東さんは「港中のバンドは、私たちがノリノリで演奏しているので、聴いている人も笑顔になる」とうれしそうに話した。加藤顧問は「港中の卒業生が後輩を指導する日を夢見ています」と語った。

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