神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2011年11月24日 エリアトップへ

市民グループ「ほどがや産直便」の代表を務める 渡邉 廣子さん 区内・鎌谷町在住

公開:2011年11月24日

  • LINE
  • hatena

食を通した地域交流を

 ○…地産地消の推進に取り組む市民グループ「ほどがや産直便」を4年前に発足。代表として運営を支え、地元農家の野菜を直売する「ほどがや朝市」など様々な取り組みを行っている。

 ○…活動のきっかけは、地産地消に関する市民講座に出席したこと。区内に多くの農家や直売所があることを、ここで初めて知り「地域の人にもっと広めたい」と感じたという。一緒に講座を受けていたメンバーに呼びかけ、グループを発足。農産物直売所を案内するマップの作成を始めた。区内の農家を1軒1軒訪ねて協力を依頼する日々。区の助成も受け、今年1月、ようやく発行に漕ぎつけた。マップは朝市などで無料配布し「直売所めぐりに役立てて」と呼びかけている。

 ○…同グループの発足前から地域で環境保護活動に取り組んでおり、リサイクルショップの立ち上げ、環境教室の開催など精力的に活動。現在も数々のグループで代表を務めている。「自分が興味を持ったことについて学ぶと、せっかくだからみんなに教えたい、広めたいって思っちゃうのよね」と笑みをこぼす。専業主婦として家事に追われる一方で、ほぼ毎日グループの活動で出かけているという活発さだ。原動力について問うと「人が好き、人に会いたいというのが全てですね」と即答。活動を通して多くの人に出会えるのが嬉しいという。

 ○…直売所案内のほか、同グループが力を入れて取り組んでいるのが、地産地消を通した地域交流の実現。「旬のお野菜の販売や地産食品の情報を提供する拠点を設けて、そこを地域の人が世代を越えて交流できる場にしたい」と話す。グループが区から受けている助成は今年で期限が終了するが「自分たちの力でやっていけるようにならないとね。そういう意味では来年が正念場」と積極的な姿勢を見せる。食を通した地域活性化を目指し、多忙な日々の中で、再び新たな一歩を踏み出す。
 

保土ケ谷区版の人物風土記最新6

本田 悦二郎さん

保土ケ谷警察署の新署長に就任した

本田 悦二郎さん

川辺町在勤 57歳

4月18日

加藤 和さん

アートホールで開かれるDVD鑑賞会の上映前に舞台に立ち作品紹介する

加藤 和さん

花見台在勤 62歳

4月11日

山本 将大さん

ダウン症のドラマーで、地域を拠点にバンド活動を行っている

山本 将大さん

仏向町在住 18歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

伊藤 奈美さん

子育て中の親子に交流の場などを提供する「パオパオの木」の代表を務める

伊藤 奈美さん

狩場町在住 53歳

3月21日

木村 勝義さん

相鉄線和田町駅前の美化活動に尽力する「タクシー乗場委員会」の委員長を務める

木村 勝義さん

65歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook