さがみはら緑区 トップニュース
公開日:2011.01.01
新春 区長インタビュー
現場主義で課題解決
高部博区長が2011年の緑区政の抱負を語る
2011年の年頭を飾る企画として、本紙では高部博緑区長に対し、新春インタビューを行った。高部区長は、政令市移行8カ月が過ぎた現状と、今後の緑区の構想や考え方などについて率直に語った。(聞き手/本紙編集長・木村正博)
−2010年を振り返っての感想をお聞かせ下さい。
区長・昨年4月1日以来、現場第一をモットーに、各地域へ足を運び、多くの方から話をお聞きし、地域の魅力を発信することに力を注いできました。緑区は広く魅力は多様で、まだまだ奥が深いと実感しています。
−緑区魅力づくりプロジェクトの現状は。
区長・『区民交流』、『魅力再発見』、『情報発信』、各プロジェクトの、3つの柱により緑区の魅力づくりの推進を図ってきました。
(1)緑区おまつりスタンプラリーは、長期間かつ広大なイベントにもかかわらず、ファイナルとなった「潤水都市さがみはらフェスタ」で、58人に津久井間伐材と組紐で作成した認定証を贈り、多くの方に特産品をお渡しし、区民交流の促進を図ることができました。
(2)緑区を舞台にした短編映画の募集を行い、中学生による緑区CMフィルムの作成も進めています。2月には、区内映画館で「緑区ショートフィルムフェスティバル」を開催し、区の地域資源が持つ魅力の再発見に努めたいと考えています。
(3)緑区の魅力を内外に情報発信するため出展、全国の5つの緑区が参加する全国緑区フォーラムの横浜市緑区区民祭や近隣の八王子いちょう祭りで観光PRや物産展を行いました。
現場主義で課題解決
高部博区長が2011年の緑区政の抱負を語る
緊密な情報交換
課題の共有と連携を
−まちづくり会議の進捗状況はどうなっていますか。
区長・区内6地区に「まちづくり会議」が設置されました。地域の課題を自主的に話し合い、課題解決に向けた活動に構成団体等が協働して取り組むことにより、地域力の向上を図るもので、先進地域を視察し、地域課題を話し合う「部会」なども設置されています。区としては今後、まちづくり会議の話し合いや地域活性化事業交付金を通して、こうした動きを支援していきたいと考えています。
また、「緑区区民会議」も昨年7月に設置されています。これは、区のまちづくりの方向や区内の地域活動を活性化するための方策などについて話し合う場であり、市長から区ビジョンの策定について諮問がされました。
これらは、地域のまちづくりを進めるための両輪であり、緊密な情報交換、課題の共有、連携を図ってまいりたいと考えています。
−アリオオープン後の橋本地区の今後の見通しは。
区長・昨年9月のアリオオープンによる周辺の交通混雑が懸念されましたが、比較的大きな影響もなく、スムーズに進んでいると捉えています。橋本は本市の中心市街地の一つであり、今後は相模原駅と連携して、広域交流拠点の形成を目指していきます。現在でも南口は駅前広場などが混雑しているので、こうした将来の姿を描きながらも、交通需要マネージメント、いわゆるTDM施策などにより、喫緊の課題にも対応する必要があると考えています。
区役所としても、本庁担当部署と緊密な連携により橋本地区の広域性の確保と、商業・業務集積の促進を図っていきたいと思います。
−津久井広域道路を中心とした交通整備・対策は。
区長・津久井地域の大きな課題は交通網の確保と地域活性化のための拠点形成であると考えます。津久井広域道路の整備は、緑区を貫通する重要な路線であり、何としても必要な事業です。大変大きな事業なので、その推進には地域住民の合意形成を図っていく必要があります。
また、広域道路などを活用した公共交通ネットワークも急務で、現在新しい総合都市交通計画と、この部門別計画となるバス交通基本計画の策定を進めています。緑区では、津久井地域の生活交通確保対策が行われていますが、内郷地域の乗合タクシーの試行などの成果を活かし、より利便性の高い交通ネットワークの形成が必要と考えます。
−最後に、2011年の取組み、課題、抱負をお聞かせ下さい。
区長・合併した津久井地域を含む緑区は大きな課題が山積していますが、その一方で大きな可能性を秘めていると感じています。
区民の一体感の醸成や区のイメージをわかりやすくするため、「シンボルマーク・カラー」を制定します。幅広い年齢層にも親しみやすい緑区の『ゆるキャラ』等のイメージキャラクターなども検討し、区の魅力を高めたいと考えます。
区の広報やホームページでは、なるべく地域の方々に登場願って、緑区を親しみやすいものにしたいと努めてきました。今後とも、この方針で区の魅力の情報発信に努めてまいりたいと思います。
対談する高部博緑区長
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