神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2014年11月13日 エリアトップへ

関根花観選手東日本女子駅伝 見事なスパートで区間賞 トップ集まる1区で

スポーツ

公開:2014年11月13日

  • LINE
  • hatena
ロングスパートを仕掛ける関根花観選手(福島・9日撮影)
ロングスパートを仕掛ける関根花観選手(福島・9日撮影)

 金井中出身の関根花観選手(日本郵政グループ)は9日、東日本女子駅伝に出場し、実力選手が集まる1区で1位でタスキをつないだ。

 福島県で行われた東日本女子駅伝。信夫ヶ丘競技場をスタート・フィニッシュする42・195Km(9区間)で争われる。北海道から静岡県までの18チームが出場し、今回で30回を迎え、駅伝シーズンを告げる歴史ある大会。

 社会人1年目の関根選手。日本代表クラスが集まる1区(6Km)に東京チームで抜擢された。レースは予想通り、例年より速いペースで1Km、2Kmとラップを刻み、横一線の混戦状態が続いた。ゲスト解説の小出義雄氏もテレビ中継の中で「このメンバーの中で、スパートをかけるのは、とても勇気がいる」と解説するほど、今回は実力者が揃った1区だった。

 4・5Kmを過ぎた地点で、それまで中盤にいた関根選手が前に出ると状況が変わり、上位者が絞られ始めた。残り1Km地点でロングスパートを仕掛け、そのままトップを譲らないまま1位でタスキをつなげた。タイムは19分02秒で2位と3秒差。

 「今シーズン初の駅伝だったので、ウズウズしていた気持ちを今回のレースにぶつけられて良かったです。東日本駅伝では1回も区間1位が獲れなかったので、とても嬉しい」とレースを振り返った。

 高校卒業後、創部したばかりの日本郵政グループに今年4月に入部。6月にはアジアジュニア選手権で3000mに出場し、2位の好成績を残すなど2年後のリオ五輪、6年後の東京五輪への出場も期待される存在となった。「今回の駅伝で自信にもつながったので、1月の都道府県大会に出場して結果を残したい。来シーズンは、日本郵政グループとして実業団駅伝に必ず出場できるように頑張りたい」と抱負を語った。

 日本郵政グループ女子陸上部の高橋昌彦監督は「非常に良い走りだった。これまで後半粘れなかった反省点をいかした見事な区間賞」と讃え、「チームとしても、ものすごく大きな一歩となった」と話した。

町田版のトップニュース最新6

観光スポットとして定着

原町田七福神

観光スポットとして定着

活性化目指し15年

4月25日

美大生の卒業後 応援

市内画廊

美大生の卒業後 応援

展示 若者に無償

4月25日

「子どもの権利」明確に

町田市

「子どもの権利」明確に

条例 5月5日施行

4月18日

相原に「地元推し」かるた

相原に「地元推し」かるた

今月、販売 魅力再発見狙う  

4月18日

チーム盛り上げ、20年

ゼルビアスポーツクラブ

チーム盛り上げ、20年

教室運営 地域とつなぐ

4月11日

名物商店街 今月、代替わり

名物商店街 今月、代替わり

町田仲見世 歴史引き継ぎ

4月11日

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook