第22回全国花のまちづくりコンクールの審査結果がこのほど発表され、「レストラン栗の里山際本店」のローズガーデンが神奈川県内で唯一、審査委員会賞(奨励賞)を受賞した。オーナーでバラ栽培家の笹生新さん(38歳)が行う無料栽培講習会などの普及活動や、地域ボランティアと一緒になって手掛ける庭園管理の取り組みが高く評価された。
コンクールは農林水産省と国土交通省が提唱し、花のまちづくりコンクール推進協議会が主催。今年は全国の市町村や団体、企業、個人から1382件の応募があった。栗の里が受賞した審査委員会賞には11件が選ばれた。
栗の里のローズガーデンは、2007年に開園。もともと花が好きだった笹生さんが第一子の誕生を機に、奥さんと子どもを「お花で迎えてあげたい」と、バラを植えたのがきっかけ。横浜市内にあるバラの生産・販売を手がける「村田ばら園」に3年間毎週通い、栽培技術を会得した。
レストランの敷地内3305平方メートルには現在、80種200株のバラを栽培。県内でも珍しいという「つるバラ」メインの庭園で、37年前に建てられたレストランの外壁や生け垣、樹木に這わせている。
ローズガーデンは入場無料。つるバラは毎年5月から12月にかけて繰り返し咲くが、特に5月の最盛期には1万人を超える来場者があるという。
笹生さんは審査委員会賞受賞について「認められて素直に嬉しい」と話し、「厚木市や県央地区を、バラに限らずお花で活性化させたい。人の流れを大好きなお花で作っていきたい」と、今後の目標を語った。
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