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公開日:2026.02.27

愛川町清川村当初予算案
一般会計過去最大に
子育て、福祉に注力

  • 一般会計過去最大に (写真1)

  • 一般会計過去最大に (写真2)

 愛川町は2月20日、清川村は2月24日に2026年度予算案を発表した。愛川町の一般会計は158億円で前年度に比べ4億900万円(2・7%)増加、全会計の総額も282億9400万円となり、いずれも過去最大となった。今年、村制70周年を迎える清川村も一般会計が28億8600万円となり、こちらも過去最大規模の編成となった。

愛川町

 愛川町は「切れ目のない子育て支援と町民生活重視の予算」と銘打ち、福祉や活力あるまちづくりを推進する。

 歳入の柱となる町税収入は87億4700万円で、歳入全体の55・3%を占めた。個人町民税が8600万増の21億2400万円、企業の堅調な業績もあり、法人税も8200万増収の6億5000万円を見込んだ。

福祉・健康施策

 児童福祉の分野では、新規事業となる乳児等通園支援に53万2千円を計上した。保護者の就労の有無に関わらず、幼稚園や保育所等を時間単位で利用できる事業となる。また町内の保育施設に勤務する保育士等への給付金を拡大するために、936万円を計上。18歳までの入院通院医療費を全額補助する小児医療費助成事業に1億2600万円を充てた。

 高齢者福祉では移動支援事業として高齢者フリーパス乗車券「かなちゃんパス」の購入費助成に1099万円を計上した。

教育施策

 小中学校の給食費についても保護者負担額を減らすため、1億1900万円を計上した。国県からの交付金を上回る部分を町が負担することで小学校給食費を無償化し、中学校給食費は保護者負担額が現行より1000円減少する。新規事業として、ICTの活用により教員の働き方改革を推進する小中学校校務支援システムの導入に1855万円を充てた。また第1号公園体育館への空調設備導入費として581万円も計上している。

安全・安心の推進

 消防では、半原分署庁舎の長寿命化改修工事費に1億1700万円を計上。消防救急デジタル無線の整備事業に1億3200万円を充てた。半原分署の高規格救急車の更新も新年度に行う。また2024年度に発足した多言語機能別消防団の団員を対象に、防災の知識や災害時における通訳技術の研修を実施するため、新たに3万円の予算を組んだ。

清川村

 清川村では今年9月30日に村制70周年を迎えるにあたり、記念事業などを展開していく。また人口減少を克服するための子育て施策や持続可能な村づくりに取り組むとしている。

 歳入の柱となる村税収入は、前年比820万円減の12億1200万円を見込む。個人村民税は前年比330万円増の1億4600万、法人村民税は73万円減の1100万円になる見込みだ。

村制70周年

 70周年の節目を迎えるにあたり、記念事業費として694万円を計上した。10月4日に予定されている記念式典の開催や、記念要覧を発行する。記念事業を実施するための実行委員会を組織し、村民主体の記念事業の企画・立案に向けた管理運営を行う。記念事業については、青龍祭など10事業を拡大して行う方針だ。

子育て環境の充実

 妊娠、出産、子育て期の各段階に切れ目なく対応できる体制の整備にも注力する。妊産婦健康診査費の負担軽減を図るため、現行の92000円から11万円に公費負担額を増額。その予算として152万円を計上した。村で生まれた子どもの出産祝い金(1人10万円)、妊婦のための支援金(1人あたり5万円)にはそれぞれ100万円を充てた。村立幼稚園・小・中学校の給食費の全額補助にも1025万円を計上している。

 人口減少への対策としては、二地域居住コーディネーターを設置し、移住・定住を促進する事業に49万円。住宅の取得や改修に利用できる住宅取得奨励金の交付に900万円を計上している。

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