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逗子市

葉山の可燃ごみ、受け入れへ

その他品目でも処理広域化検討

掲載号:2016年2月26日号

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池子にある逗子市環境クリーンセンター
池子にある逗子市環境クリーンセンター

 逗子市が、葉山町から出る可燃ごみの処理委託を受け入れる意向であることが、24日までに関係者への取材で分かった。具体的な開始時期は未定だが、2016年度中も視野に今後量や費用などについて両自治体間で議論を本格化させる。ただ、同市には鎌倉市からも委託の打診があるといい、その協議によっては時期がずれこむ可能性もある。

 関係者によると逗子市が可燃ごみに加え、容器包装プラスチックを受け入れ、葉山町が植木ごみや剪定枝、し尿処理を受け入れる構図。さらに将来的に両市町で老朽化している破砕処理施設を逗子市に、生ごみの分解処理施設を葉山町に新設する構想もある。

 処理広域化をめぐっては、葉山町の申し入れで1年ほど前から事務レベルでの情報交換会を開催。実現に向けた可能性を模索していた。広域化による互いのメリットや安定処理の実現性に見通しがついたことで、逗子市側が受け入れを容認する姿勢を示したとみられる。

 自前の焼却施設がなく、現在可燃ごみの処理を民間委託している葉山町にとって、近隣市との処理広域化はかねてからの課題だった。同町は町焼却炉の排水から基準値超のダイオキシンが検出され、10年11月に利用を停止。これまでに横須賀三浦両市との広域化脱退による法廷闘争を繰り広げたことや、横浜市から受け入れに難色を示されていた経緯もあり、残された逗子市が”頼みの綱”だった。

 一方の逗子市はごみの排出量削減を目指して昨年10月から指定袋導入による有料化を開始。分別も細分化し、可燃ごみの収集量は同年12月までの3カ月間で前年比約33%減少。焼却処理にも余力が生まれた。一方で、最終処分場の埋め立て率が92・3%(14年3月現在)と限界近く、焼却灰の処理を民間委託。年間で約1億2500万円とごみ処理費全体のおよそ2割を占めるなど財政を圧迫しており、葉山町からの委託を受け入れることで負担を軽減させる狙いがある。

 鍵となるのは、逗子市と鎌倉市との広域化だ。鎌倉市は市内に2つあった焼却炉のひとつを15年3月に停止。残る焼却炉も老朽化が進んでおり、安定的なごみ処理が急務となっている。元々2市は06年頃から広域化の可能性を協議。以前から鎌倉市は可燃ごみを委託したい意向も示しており、今後逗子市が2市1町での広域化まで踏み込むかが焦点のひとつになりそうだ。

 19日時点で本紙の取材に対し、市資源循環課は「(広域化は)検討段階で、詳しいことは何も決まっていない」としている。

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