30年の歴史を風に乗せ 5月4日(金)さむかわ小動大凧まつり
「さむかわ小動大凧まつり」が5月4日(金)、寒川広域リサイクルセンター東側耕地で行われる。地域住民の親睦と端午の節句を祝うこの行事。主催の小動大凧会(脇善治会長・会員30人)は、今年で発足30周年を迎えた。
1983年2月、現在の名誉会長である坂田信男さんを中心に「小動地区が一体となる行事を作ろう」と、有志23人が集まって『小動大凧会』が発足した。
初めは座間市の大凧の指導を受け、約3・6m四方の大凧を作り上げたという。同年5月に第1回大凧まつりを開催し、以来、大凧の改良を重ねながら開催を続けてきた。現在の大きさになったのは12、3年前で、1辺は約7・2m(32畳分)。凧の骨である竹は軽くて丈夫な千葉県産を取り寄せており、下部の尾は70m、凧を揚げるための糸目は70本あるという。真っ赤な大凧が風を受けて浮き上がる様は圧巻の一言だ。
大凧は2年に1度作り変えており、今年は会員らが休日などを利用しながら、寒川広域リサイクルセンターの敷地を借りて新しい大凧を制作してきた。脇会長は「お蔭様で発足30周年を迎えることが出来ました。今年は節目とあわせ『がんばれ東北震災復興祈願』としても開催します。ご近所お誘い合わせてご来場いただければ」と話している。
時間は午後2時から、雨天の場合は5日(土)に順延。問合せは寒川町観光協会【電話】0467・75・9051
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