「おれんじリング湘南」は、認知症の人や介護中の家族、地域住民、専門職等、誰もが参加でき、集う会。藤沢市城南の明治市民の家で毎月第3木曜日に例会を開くなど、湘南地域全域を対象に活動している。認知症の人と家族、地域住民、専門職等が集い、認知症について学んだり、語り合ったり、情報交換や相談・交流など、安心してできる場を提供している。
同会設立のきっかけは、病院の介護講座で知り合ったメンバーが「地域における認知症対策が必要」との認識が一致し、設立に向け準備。今年から本格的な活動を開始した。サークル感覚でみんなが集まり、認知症を正しく知ろうと掲げ、認知症サポーターの印であるオレンジリングにちなんでネーミングしたという。
「正しい知識を身につけ、どこにどんなサービスがあるのか情報を交換し合う。市町村が違っても協力し合えるように」と事務局では話している。藤沢市には、住民同士のつながりや絆を大切にしながら人の和を広げ、お互いの暮らしを協力し支え合う「地域の縁側」という事業があり、10月からその「特定型」に認定されることになっている。
寒川から参加者
8月18日には第5回の例会が開催され、「司法からみた認知症関連情報の紹介」などで、有意義な情報交換の場となった。
この日は寒川町から高齢介護課、地域包括支援センター、社会福祉協議会などからスタッフが参加。広く情報交換も行った。
同会では、11月に寒川町でイベントを開く計画を進めている。会についての問合せは【携帯電話】080・5656・5165林さんへ。
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