前節終了時点で12位ながら、第8節以降の11試合で負けを知らない京都サンガを迎えた一戦は、1対0で湘南に軍配が上がり、ホームで1カ月半ぶりに白星を飾った。
長身FWにボールを集めて攻撃を組み立てる京都に対し、湘南はサイドチェンジで相手を揺さぶり崩しにかかるが、互いに好機がないまま前半を折り返す。
「攻撃は大胆に」と指揮官の檄を受けて迎えた後半。FW石原を下げて、DF島村をピッチに送り込むと、この采配が的中した。
スコアレスのまま終了かと思われた後半アディショナルタイム1分。ポジションを一列前に上げたDF杉岡が、相手DF2人を割って左サイドからドリブル突破を仕掛け、グラウンダーのクロスを供給。これに後方から走り込んだ岡本が右足で合わせて、ネットを揺らした。岡本は劇的ゴールに沸くサポーターの前に駆け寄り、喜びを爆発させた。勝ち点37とした湘南は2位をキープ。次節は敵地で横浜FCと対戦する。
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