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公開日:2017.04.20
弘法の里湯年間入館者
12年ぶり16万人超
平日高齢者割引が後押しに
鶴巻温泉駅前の秦野市営日帰り温泉施設「鶴巻温泉 弘法の里湯」の2016年度入館者数が集計され、12年ぶりに16万人を超えたことが分かった。2014年1月から平日に高齢者割引を始めたことが要因ではないか、と施設側は説明している。
同施設は2001年、旅館「光鶴園」の跡地に、8億円をかけて建設された。オープンしてから今年3月までの合計入館者数は220万人以上だという。
同年10月にオープン以降、地元住民を始め、弘法山や丹沢大山帰りの登山客などが多く訪れ、翌年度の入館者数は17万人台を記録。2003年度も17万人以上が訪れたが、2004年度は開館直後の人気も落ち着き16万227人。以降は14万人台に留まり、2010年度には13万9426人にまで落ち込んだ。
ところが2011年、9月〜10月に2カ月間休館してリニューアルすると、翌年度から徐々に客足が回復。2014年度は15万6806人、2015年度は15万9566人まで増加し、2016年度の入場者数は16万20人だった。
2014年1月に始まった平日高齢者割引は、もともと敬老の日に合わせて、期間限定で行っていたサービスを通年化したもの。
今月からは、登山・仕事帰りの来館者を想定して、平日の夜間割引サービスを開始。午後7時半以降の入館料が200円(小・中学生100円)割引され、市内在住在勤者が平日の夜、400円(小・中学生200円)で入浴できるようにした。ニーズを見込んだ細かな料金設定などの工夫が、リニューアル以降の入館者数増につながってきた可能性がある。
現在、秦野市曽屋のクリーンセンター周辺には、同じく市営の温浴施設「名水はだの富士見の湯」が建設中。「来場者が二分されてしまうのではないか」という声もある中、飯沼和彦総支配人は「更なる入館者数増を狙いたい。”ライバル会社”に負けないよう頑張らないと」と話した。
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