出発式後、子育てタクシーを利用する親子
妊婦や乳幼児を伴った外出のサポートを行う「子育てタクシー」（一般社団法人全国子育てタクシー協会）のサービスが９月７日、青葉区内でスタートした。
同事業は、同協会指定のドライバー養成講座を受講したタクシー会社により実施される。通院や検診、保育園の送迎など、子連れでの外出は何かと荷物が多くなるもの。子育てタクシーでは、迎車利用の際、専任ドライバーがマンション上階の部屋まで荷物を取りに行くなどのサポートも行う。利用料金は通常のタクシー料金と同じ（利用には事前登録が必要）。
地域団体と連携
青葉区で同事業を行うのは、神奈川都市交通（株）（伊藤宏取締役社長・本社西区）。現在、同社で専任ドライバーの資格を持つ従業員は、青葉営業所・港北ニュータウン営業所合わせ68人。青葉区地域子育て支援拠点ラフールなどを運営する「特定非営利活動法人Ｗ・Ｃｏ（ワーカーズコレクティブ）パレット」（山田範子理事長）と連携し、子育て家庭の外出を支援する。
出発式に親子15組も参加
同社青葉営業所で７日に行われた出発式には、山下正人市議・徳江雅彦青葉区長ら来賓のほか、15組の親子が参加。テープカットなどが行われた後、親子を乗せたタクシーが次々と営業所を出発した。「青葉区は子育て世代が多い区。地域貢献できればと思います」と伊藤社長は話す。問合せは同社青葉営業所（【電話】０４５・９７８・０１００）へ。
関係者や来賓が参加し行われたテープカット
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