神奈川県高校ダンス新人大会(県高校体育連盟主催)が1月26日に海老名市で行われ、県立市ケ尾高校ダンス部がフリー部門で初優勝を飾った。
テーマを自由に選べるフリー部門。3分20秒以内の曲に合わせて踊り、300点満点の審査で順位を競い合う。県内76校が出場した。
夏の全国大会で過去最高順位を達成した2年生と、今回初の大会参加となる1年生の計72人で出場した同部。話し合って決めた今回のテーマは「雪国」。振り付けや選曲、衣装製作なども生徒自らが担い、衣装の色を利用した見せ場など同部らしさを生かして雪国を表現した。朝練も含む週7日の練習を重ねてきたが、細部にこだわり踊りが完成したのは大会5日前。山城遥部長(2年)は「ぎりぎりで小道具にスコップを使うことになった」と話し、「1年生が付いてこられるかが心配だった」と振り返る。それでも大会当日は息を揃え、凍った仲間たちに火が付いて元気よく踊り出す演技を披露。衣装のジャケットでピンクや緑など4色を使いオーロラを描く場面や、70人がダイナミックに踊る最後のサビ部分などの見せ場で会場を沸かせ、264点で初優勝に輝いた。
山城部長は「最初は信じられなかったけど、過去最高5位、去年12位の悔しさから練習を重ね、結果に繋げられて嬉しい」と喜びをにじませていた。
青葉区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>