横浜市とパートナー都市提携を結ぶドイツ・フランクフルト市のペーター・フェルトマン市長が12月10日、特別養護老人ホームわかたけ青葉=奈良=の視察を行った。
2011年に経済、温暖化対策、文化芸術創造都市の分野での連携と、市民の交流促進を目的にパートナー協定を結んだ両市。これまで様々な交流を行ってきたが、今回は高い高齢化率という共通課題に対して、福祉施設への理解を深めるために実施。視察先として少ない費用で中重度の要介護者が入所できる場所の同施設が選ばれた。
当日はフェルトマン市長など15人が施設を訪れ、横浜市の介護事情や施設の説明などを受けた。見学時には隣接するサービス付き高齢者向け住宅で「いくらかかるのか」「ニーズは」など様々な質問が飛び交い、「素晴らしい設備」といった感想も聞こえた。フェルトマン市長は「高齢者に関する課題は両市に共通するもの。高齢者が健やかに過ごすことはとても重要」とし、「施設は大変大きく、明るく温かな雰囲気を感じた」と話していた。
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