黒須田小学校出身で、女子サッカーチーム「FCすすき野レディース」に在籍していた清水梨紗選手(25)=写真=が東京オリンピックのサッカー日本女子代表「なでしこジャパン」の一員として、7月21日に初戦を迎える。後輩女子選手たちは活躍と金メダル獲得を期待し、応援している。
「日テレ・東京ヴェルディベレーザ」でキャプテンを務める清水選手。五輪での代表選出は初めてだが、2019年のW杯フランス大会では全4試合にフル出場するなどレギュラーとして活躍している。代表選出を受け、「すごく嬉しい。選ばれていない選手の分も頑張らなければいけない。初の五輪を楽しみながら、金メダルを取ることを目標に自分ができる仕事をしたい」「(DFとして)相手に突破させないことと、自分の運動量を生かして攻撃のアクセントになれれば」と意気込みを語っている。
俊足武器に活躍
FCすすき野レディースは1979年設立の小学生女子チーム。清水選手は2年時に入団し、卒業までの約4年半在籍した。5年時にはU─12の関東大会にFWとして出場し、エースとして活躍。優勝の原動力となった。清水選手を指導していた同チームの吉村望代表は「足が速く、周りから『あの足の速さはスピード違反』と言われていたね」と話す。全力で試合に臨む選手で、準決勝から決勝までの間に昼寝していた姿が思い出されるという。小学生が次の試合に向け体力を充電しようとする姿に驚いたと吉村代表。「ここまで活躍すると思っていなかったが卒業時にもらったメッセージには『学んだ事を生かしなでしこジャパンに入っています』とすでに代表入りが書かれていた」と笑う。
同チームの後輩、杉山結衣さん(10)は「清水選手がいたチームに所属していることが誇りです。オリンピックでも頑張ってください。応援しています」と話し、他選手も「梨紗選手みたいな選手になりたい」「活躍して優勝してほしい」と願う声が聞かれた。
![]() FCすすき野レディースの選手と吉村代表
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