6月4日と5日に秋田県で行われる日本陸上競技選手権大会の女子七種競技に、日体大SMG横浜所属の大玉華鈴選手(22)が出場する。5年連続の出場となり、過去2大会は2位。初の日本一の座を狙う。
女子七種競技は混成競技と言われるもので、100mハードル、走高跳、砲丸投、200m、走幅跳、やり投、800mの7種目を2日間で行い、記録に応じた得点の合計を競う。
山口県出身の大玉選手は小学生から陸上を始め、中学・高校は混成競技で全国大会上位の成績を残してきた。鴨志田町の日本体育大学に進学後は、アジアジュニア選手権で金メダル、日本インカレで3連覇と着実に力を伸ばし、陸上部主将としてもチームをけん引。2年に1度の学生の世界大会、ユニバーシティゲームズの日本代表にも選出。同大会はコロナ禍などで現在も延期となっているが、「選ばれたことは自信につながった」と前向きに話す。
新クラブで躍動
今年3月に大学を卒業し、日体大SC横浜と新富士病院グループによる総合型地域スポーツクラブ「日体大SMG横浜」に所属。グループ内の病院で勤務をしながら競技を続けている。学生から社会人アスリートへと環境が変わる中、「記録が伸び悩む人もいるが、周りのサポートのおかげで競技に集中して取り組めている。これまで以上に結果にはこだわっていきたい」とより一層練習に熱が入る。
オフシーズンには全種目において必要な走力強化に力を入れてきた。自己ベスト1m78を持つ得意の走高跳では、5月の大会で1m74を跳び、優勝するなど勢いも。現在の自己ベストは5633点で日本歴代7位だが、日本選手権では自己ベスト5900点台の日本記録保持者・山崎有紀選手、けがから復帰したヘンプヒル恵選手が壁に。「2人がそろって戦うのは久しぶり。当日は七種目すべてでベストを揃え、得意種目の走高跳で自己記録を更新しないと優勝はない」と気を引き締める。
今後の目標は日本人未踏の6000点を出すこと。「七種は選手によって得意種目も違うので最後まで誰が勝つか分からないところが面白い」と魅力を話す。「七種で陸上を盛り上げたい。今後、イベントも行う予定なので、地域の子どもたちに競技の楽しさを伝えていけたら」と笑顔で話している。
サイン入りタオル3名に
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