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公開日:2022.12.01

区民マラソン
3年ぶり青葉路駆ける
リアル大会に958人

  • 日体大vortexの演技

  • 女子優勝の山本さんは表彰式欠席。娘の凜さん(中央右)、杏さん(同左)が賞状を受け取った

  • 有森さんは最終ランナーとゴール

 第9回青葉区民マラソン大会が11月27日、3年ぶりに通常開催された。958人が青葉区役所を発着点に10Kmのコースを駆け抜けた=写真。



 コロナ禍の影響で2020年度は中止、21年度はオンラインでの開催だった区民マラソンが、ようやくランナーが待ち望んでいた「実際に競うリアル大会」に。青葉ふるさと協議会と青葉区民マラソン運営委員会の主催者側が、感染対策を施して開催にこぎつけた。

 今大会はアンバサダーとしてバルセロナ五輪で銀メダル、アトランタ五輪で銅メダルを獲得した有森裕子さんが就任。日本体育大学体育学部卒業で、学生時代は区内在住だったなどの縁があり、就任を快諾したという。有森さんはレース前に「思う存分、貯めていたエネルギーを、笑顔とともに発散して、10Kmを駆け抜けてください」と笑顔で選手にエール送った。

 コースは青葉警察署とボランティアスタッフ400人が警備。日体大チアリーダー部がスタート地点で、桐蔭横浜大学チアダンス部がJA横浜中里支店で応援を行った。

男女とも最高記録舟橋さん、山本さん初優勝

 レースは、男子は美しが丘西在住の舟橋昌哉さん(22)が31分54秒、女子はすすき野在住の山本雅子さん(42)が38分36秒でそれぞれ初出場、初優勝を果たした。歴代大会ではコースの変更もあるため、単純に比較はできないが、共に歴代最高記録だった。

 舟橋さんは東京都立大学大学院生で今も都立大の陸上部で、関東インカレを目指して練習を続ける現役選手。「優勝が目標で記録も満足。来年は修論と重なり、分からないが、出られるなら連覇を狙いたい」と語った。

 一方、夫と出場した山本さん。以前は全日本実業団対抗陸上大会で800m、1500mの優勝経験もあるランナーで、現在はランニングコーチをしているという。「記録は狙っていたが、びっくりした」と話し、「来年、連覇を狙いたい」と話していた。

 男子と女子の2位と3位は以下の通り。敬称略。【男子】2位▽杉山秀人(32分02秒)、3位▽裏野凌央(32分29秒)【女子】2位▽榎本久子(40分33秒)、3位▽川井麻由美(40分41秒)

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