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公開日:2023.11.30

すすき野地区が50周年
式典や演奏で節目祝う

 旧すすき野小学校で11月19日に、すすき野連合自治会主催のすすき野誕生50周年祭が行われた。式典や記念コンサートに地域関係者ら約150人が集まり、これまでの歩みを振り返りながら、半世紀の節目を祝った。

     ◇

 1973年の土地区画整理事業施行に伴い、鉄町、黒須田町、元石川町の一部から新設されたすすき野地区。94年の行政区再編成に伴い、緑区から編入し、青葉区すすき野となった。宅地開発の際、付近に多く見られたのが植物の「ススキ」。武蔵野と縁が深く、よく繁茂する植物でもあることからまちの繁栄の願いを込めて「すすき野」と名付けられたという。

 記念祭は、次世代に向けてより安全で安心して住み続けられるまちになるように「つなぐ未来へ」をテーマに企画された。50周年を記念したロゴマークやすすき野の好きなところを描いた絵画を住民から募集するなど、地域全体でイベントを盛り上げた。

 式典では、同連合の依藤守男会長が「今年は、ふるさと祭り盆踊り大会の開催や各自治会・町内会のイベント再開など、出会いの場を保つことができ、地域活性化にもつながっている。これから先、まちの周辺は様変わりしていくと思うが、明るく、より一層住み続けたいまちであり続けてほしい」と述べた。また、多くの関係者が出席し、中島隆雄青葉区長や東急(株)の開発担当者らが代表して祝辞を述べた。記念コンサートには、すすき野近隣出身のプロの音楽家らによる弦楽4重奏=写真=や、32年続くコーラス団体「コール若葉」の合唱、すすき野中学校吹奏楽部の演奏が行われ来場客を楽しませた。

 その他、校舎やグラウンドもイベント会場に。校舎内では紙芝居やワークショップの他、閉校になるまでの過程を振り返った展示も。卒業生やその保護者が当時を懐かしむ様子が見られた。グラウンドではキッチンカーの出店やスポーツ・ゲームイベントが用意され、子どもたちが楽しんでいた。

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