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青葉区版 公開:2025年6月5日 エリアトップへ

錬武館 剣道県大会で初優勝 7月の全国へ躍進誓う

スポーツ

公開:2025年6月5日

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左上から時計回りで植田さん、相原さん、中野さん、赤瀬さん、西川さん、松田さん
左上から時計回りで植田さん、相原さん、中野さん、赤瀬さん、西川さん、松田さん

 「第39回神奈川県道場少年剣道大会」が5月25日に寒川町で行われ、青葉区内で活動する剣道道場・錬武館(岩藤竜也代表)Aチームの松田修太郎さん(小学6年)、西川洋平さん(同)、赤瀬陽香さん(同)が初優勝を果たした。同館Bチームもベスト8に入り、両チームは7月の全国大会へ挑む。

 県内89チームが優勝を争った小学生団体戦。同大会では昨年、先輩たちが惜しくも準優勝となり、雪辱を誓って試合に臨んだ。

 しかし、大将を務める赤瀬さんは、実力は折り紙付きだが年明けからスランプ気味。直近の大会では積極的に前に出ることができず、思うように成績が伸びなかった。

 岩藤代表は先鋒・松田さん、中堅・西川さんの2人に、「逃げずに勝負に出て、流れを作ってほしい」と激励。西川さんは「いかにいい形で大将につなげるか考えながら戦った」と振り返る。

 2人の活躍もあって、5回戦まで順調に勝ち上がり、迎えた決勝戦。波に乗った松田さんが2本勝ちを決めバトンをつなぐ。西川さんは自分より頭二つほど大きい相手にも果敢に攻めるも、残り5秒で1本を取られ惜敗。1―1で大将戦にもつれ込んだ。

 同点といえど、2本勝ちを収めた錬武館が優勢。相手の焦りもあり、開始15秒で赤瀬さんの得意技・小手返し面が決まって勢いに乗る。自ら前に出る飛び込み面でダメ押しを決め、初優勝を飾った。赤瀬さんは「みんなと一緒に練習してきたことを思い出して、"いい面を打とう"とだけ考えていた」と話した。

Bチーム、個人戦も活躍

 同館から出場したBチームの植田蓮星さん(同)、相原穂貴さん(同)、中野航希さん(小学5年)もベスト8入りを果たし、A・B両チームが7月に日本武道館で開催される全国大会へ進む。Aチームの松田さんは個人戦でも3位に入賞し、6月22日の県代表チームを選抜する大会に出場する。松田さんは「目標は選抜チームに入ること。7月の全国でも先鋒としていい流れを作りたい」と意気込んだ。

 岩藤代表は「昨年の代も優秀で、今の6年生は引き上げられた感がある。今の5年生以下も先輩たちの背中を見て刺激を受けてほしい」と思いを語った。

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