かわさきジャズ2025
多彩なジャズ公演、新百合でも
11月23日まで

「かわさきジャズ」のキービジュアル（上）と11月23日出演の熱帯ＪＡＺＺ楽団

　一大ジャズフェスティバル｢かわさきジャズ２０２５｣が９月15日から始まった。芸術のまち・新百合ヶ丘を中心とした会場には、個性豊かな才能が集結。クラシックからモダン、さらにジャンルの壁を越えるクロスオーバーまで、そのラインナップは多岐にわたる。

しんゆりジャズスクエアＶｏｌ．70、71

　川崎市アートセンター小劇場が贈る、ジャズの歴史を紐解く特別なシリーズ。９月19日、19時開演のＶｏｌ．70は、時代を超えて愛されるジャズスタンダードに焦点を当てる。マイルス・デイヴィス、チェット・ベイカーといった巨匠たちの足跡を辿るＶｏｌ．71は、11月７日、19時開演。ジャズの魅力を再発見し、その深遠な世界に浸る。全席指定、一般３７００円、Ｕ30は２５００円。２枚セット券、障がい者割引も用意され、様々な人々がジャズの歴史に触れる機会を創出。

しんゆりＪＡＺＺストリームＤＡＹ１＆ＤＡＹ２

　新百合トウェンティワンホールがジャズの熱気で満たされる二日間。10月11日、17時開演のＤＡＹ１は、オルケスタ・デ・ラ・ルスが繰り広げる｢かわさきラテン化計画２０２５｣。圧倒的なパフォーマンスと、全身を揺さぶるラテンのリズム。ライブの醍醐味を存分に味わう、そんなステージ。翌12日、16時開演のＤＡＹ２には、acustica、伊藤君子、鈴木良雄オールスターバンドという豪華な顔ぶれが揃う。洗練された演奏、そしてレジェンドたちの共演。ジャズが持つ洗練された美しさと、自由な表現の極致を堪能する。各日、テーブル席５５００円、後方階段席４０００円。２ＤＡＹＳセット券(テーブル席)は１万円。

熱帯ＪＡＺＺ楽団コンサートｉｎかわさきジャズ２０２５

　11月23日、16時30分開演。昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウに、熱帯ＪＡＺＺ楽団が灼熱のステージを届ける。ラテン音楽のリズムとジャズのハーモニーが融合し、聴衆の心を揺さぶる。力強いサウンド、華やかなホーンセクション、そしてグルーヴ感溢れるパーカッション。その全てが一体となり、ライブ会場はまるで南国のフェスティバル。日常を忘れ、音楽の熱狂に身を委ねる、そんな至福の時間。全席指定、一般５５００円、Ｕ25は２７５０円で、情熱のステージを体験する。

　イベントの詳細や各公演のスケジュールは、公式ウェブサイト（kawasakijazz.jp）。

かわさきジャズ実行委員会

TEL:044-223-8623

https://www.kawasakijazz.jp/