12月に開催されるNPB12球団ジュニアトーナメント2021に挑む「横浜DeNAベイスターズジュニア」のメンバー16人に、中山小を練習拠点とする中山ヤンガースの田中歩希(ほまれ)選手(中山小6年)がこのほど選出された。
同大会は、子どもたちがプロ野球への夢を身近に持てるようにと、(一社)日本野球機構と12球団が2005年から開催している。ベイスターズは、6年生に参加を募り特別チームを結成している。今年の応募数は過去最多の950人。7月から8月にかけて守備や打撃などに関する計3回の選考があり、県内外から16人が決定した。緑区内のチームからの選出は唯一で、5年ぶりとなる。
走攻守のバランス
高校球児だった父の影響もあり1年生から野球を始めた田中選手は身長165cm。中山ヤンガースでは捕手として活躍する。チーム一の俊足を生かした走塁や、公式戦5割を超える打率で横浜市少年野球大会ではチームの3位に貢献した。
同チームの渡邊知也監督は「走攻守のバランスが良く、歩希がバッターボックスに立つと”何かやってくれそう”と期待させてくれるような選手」と話す。
田中選手は4年生の時にベイスターズのベースボールスクールに参加し、ベイスターズジュニアの存在を知ったという。それからは一つの目標に掲げ、素振りや体幹トレーニングなどの独自メニューを自宅での自主練習でこなしてきた。
12月に大会を控え、現在はベイスターズジュニアチームでの練習に励んでいる。
「合格を知った時は家族がケーキで祝ってくれた。肩の強さと打撃力が自分の持ち味。大会では優勝に貢献したい」と意欲を見せた。
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