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公開日:2024.01.01

名取勲さんに聞く
菓子作りで出会いの場広げる

  • 子どもたちにもらったメッセージ入りの色紙を手に笑顔の名取代表取締役

    子どもたちにもらったメッセージ入りの色紙を手に笑顔の名取代表取締役

  • 一番得意だというカヌレ

    一番得意だというカヌレ

  • 菓子作りで出会いの場広げる (写真3)

 主に電気設備の設計、施工を行うナトリ電設株式会社は今年、55周年の節目を迎える。創業は1969年。2代目社長として父から受け継いだサービス精神は、地域密着を掲げる同社の大きな強みでもある。

「つながりが大切」

 横浜型地域貢献企業にも認定(最上位認定)されている同社に対する地域からの信頼は厚い。

 「スイッチを押しても電気が点灯しない」、「漏電ブレーカーが落ちてしまう」、「電気メーターってどこにあるの」などといった各家庭での電気関係のトラブルや困りごとが発生した場合、「『どこに相談したらいいんだろう』と途方に暮れてしまう人がほとんだと思う」と語る名取勲代表取締役。そんな時に地域住民から「ちょっと見に来てくれないかしら」、「住宅用火災警報器を取り付けてほしい」などの相談を受ける同社。できれば人には見せたくない家の中で作業をする電気工事だからこそ、地域での信頼度の高さが測られるのだ。

できる範囲で地域貢献に全力

 「地域が元気でないとうちの会社も元気になるはずがないでしょ」と語る名取代表取締役。地元地域を活性化するため、日ごろから心掛けている"ギブ&ギブ"の精神を胸に、各地域の祭りにボランティアとして参加。娘が小学生の頃にPTA会長を務めた東本郷小放課後キッズクラブには毎年七夕飾りで使用する笹を無償で提供。「少しでもみんなが笑顔になればという思い。地域貢献は趣味みたいなものだよ」と一言。また、区内のイルミネーション設置工事を始めとする様々な工事を手掛けるほか、持ち前のコミュニケーション能力の高さを存分に生かし、地域でのつながりの輪を大きくしている。

時間があれば菓子作り

 忙しい"電気屋"としての本業の傍ら、早朝や就業後に時間を見つけ、菓子作りに励んでいる。きっかけとなったのはロシアのウクライナ侵攻。「ウクライナのために何かできないか」という社員の一言も後押しとなり、同国の国旗の色である青と黄色の特製マカロンを製作し、購入してくれた地域住民からの寄付金を在日ウクライナ大使館へ寄付した。

 以降は、地域のイベントなどで手作りの焼き菓子を子どもたちらに振る舞っているという。「とある中学校の個別支援学級の子どもたちにもらったんだ」と見せてくれたのはメッセージ付きの色紙だ。子どもたちがサツマイモを育て、収穫をし、販売するまでの過程を学んでいることを知り、収穫されたサツマイモからスイートポテトを作り、学校へ届けたところ涙を流して喜んだ子どももいたという。

 現在は、こうした活動(事業)を活用しながら日々出会いの場を広げている。

 「一番得意なのはカヌレ。菓子は丁寧に作らないと上手くできない。仕事にも共通しているのかもしれないね」

ナトリ電設株式会社

横浜市緑区東本郷5の3の1

TEL:045-473-0991

http://www.natoridensetu.co.jp/index.html

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