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公開日:2026.10.15
防災力向上マンション 区内2件が新規認定 竹山、長津田で優れた対策
優れた防災対策を実施しているマンションを「よこはま防災力向上マンション」として認定する市の制度において、このほど新たに発表された認定者全7件のうち緑区からは2件が認定を受けた。「竹山16―2住宅」(竹山1丁目)と「プリマシティ」(長津田みなみ台4丁目)の2件で、いずれも地震を想定した具体的で実効性の高い対策が評価された。
災害に強いマンションの形成と、周辺地域を含めた防災力向上を目的に2022年から始まった同制度。防災訓練やマニュアル作成などの「ソフト」対策と、耐震性やマンホールトイレなどの「ハード」対策の基準で取り組みを評価している。マンション内にとどまらず地域に活動範囲を広げている場合は「+」認定が取得できる。
初動は共助が基本
「竹山16―2住宅」(152戸)は、「ソフト認定」と「ハード認定」の両方を取得。ソフト面では、震度5強以上の地震発生時に「ファーストミッション」と呼ばれる初動活動を行い共助を基本とした迅速な対応を可能としている。ハード面では、独立した防災倉庫に加え、全6棟すべてにバールや発電機などの防災資機材の保管場所を確保している。同団地管理組合法人事務局長の稲葉壮二さんは「この認定を契機に、竹山全体の防災力向上に向けて活動をすすめていく」と今後に向けて意欲を示している。
地域の拠点運営に参画
「プリマシティ」(499戸)は「ソフト+認定」を取得。震度6弱以上の地震発生時に対策本部を設置して対応にあたる体制を整え、各住戸には「災害時対応ファイル」を配布している。さらに、いぶき野小学校の地域防災拠点運営委員会に委員として参加して合同訓練を実施するなど、地域と一体となった体制を築いている。
24年から防災アドバイザーの派遣で学びを深め、管理組合と自治会が一緒になって認定に向けた活動を始めた。同マンション代表の藤井章典さんは「在宅避難のことを学ぶだけでなく、次第に地域の避難所運営を手伝うという意識が生まれていった」と意識の変化を語った。
緑区内ではこれまで「サザンヒルズ竹山」と「中山パーク・ホームズ」も同制度の認定を受けている。
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