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公開日:2023.09.28

篠原小3年児童
実体験から店業務学ぶ
「もっと知りたい」が形に

  • 業務の一部を体験した洋菓子シノノカで、オーナーシェフの篠崎さん(左奥)に質問する児童

    業務の一部を体験した洋菓子シノノカで、オーナーシェフの篠崎さん(左奥)に質問する児童

 市立篠原小学校(松久保伸子校長)の3年児童が9月21日・22日、妙蓮寺駅前の店舗など12カ所に出向き、各業務を体験した。同小で実践する街の学習の中で児童から挙がった「駅前の商店街について知りたい」との声を、学校側が妙蓮寺ニコニコ会(新井武仁会長)に届けたことから新たな学びの機会が実現した。

 児童の学習意欲がきっかけとなった「お店体験」は、総合的な学習の一環として行われた。

 同小学校では、3年生を対象に、街の探検を通して自身が住む地域の特徴を把握する社会科の授業を行なっているが、今回は、それを発展させたもの。実際の現場を体験し、店舗の業務や工夫などに触れることで、学びの深化につなげる狙いもあった。

 2日間の学習の時間では、計125人の3年生児童が数人ずつのグループに分かれ、各店舗の業務を体験した。  

 21日に5人の児童が訪れたのは、開店前の洋菓子シノノカ。児童は店員の指示のもと、焼き菓子の包装の上から原材料表示のシールを張ったり、商品を陳列したりした。ケーキ等が並ぶショーケースのガラスを拭く作業も体験し、「たいへん」と口にしていた。

 児童は、シュークリームの作り方や一番人気の商品について質問するなど、商品に関心を示している様子だった=写真。

 児童からの質問一つ一つに丁寧に答えた同店オーナーシェフの篠崎大介さんは、「いつもと違う雰囲気の中、お店で働く人を見て興味を持ってもらえたら」と体験を終え店を後にする児童を見つめていた。

 また、新井会長は「子どもたちは地域の宝。体験から多くのことを学び、商店街に親しみを持って欲しい」と期待を込めた。

 「最近は、実体験を伴う学習がなかなかできなかった」とコロナ禍を振り返った松久保校長は、「実際に体験できる学びを通じ、いろいろなことを身につけてもらいたい」と話していた。

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