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公開日:2026.07.21

糖尿病、内分泌疾患について 横浜労災病院 内分泌・糖尿病センター長 鶴谷悠也

  • 内分泌・糖尿病センター長鶴谷悠也

    内分泌・糖尿病センター長鶴谷悠也

 横浜労災病院内分泌・糖尿病センターでは、糖尿病、脂質異常症、肥満症などの代謝疾患や、副腎疾患(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫など)、甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病など)、下垂体疾患(先端巨大症、クッシング病など)の内分泌疾患の診療を行っています。

 糖尿病は初期には自覚症状が少ないものの、血糖値が高い状態が長く続くと、様々な臓器に合併症を起こすため、早期発見・早期治療が重要です。近年は血糖管理だけでなく、心臓や腎臓を保護する効果が期待される薬剤も登場しており、当センターでは最新のエビデンスに基づきつつ、患者さんの病態や生活背景に応じた治療を提供しています。

 また、糖尿病の管理には食事・運動療法など、生活習慣の改善が欠かせません。医師、糖尿病看護認定看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士など多職種が連携し、患者さん一人ひとりに合わせた支援を行っています。さらに、持続血糖測定やインスリンポンプ療法などの先進的な治療にも積極的に取り組んでいます。そして糖尿病をお持ちの患者さんでも、当院では周術期の血糖管理を適切に行い、手術を受けていただけます。

 内分泌疾患については、副腎、甲状腺、下垂体などホルモンの異常によってさまざまな症状が生じます。体重変化、動悸、疲れやすさ、高血圧など、一見すると他の病気と区別しにくい症状の背景に内分泌疾患が隠れていることも少なくありません。当センターでは専門的な検査と診断を行い、適切な治療につなげています。特に、原発性アルドステロン症(副腎からアルドステロンというホルモンが過剰に分泌され、高血圧を引き起こす病気)の診療には力を入れており、県内のみならず全国各地から患者さんをご紹介いただいています。

 糖尿病や内分泌疾患は長く付き合っていく病気が多い一方で、適切な治療によって合併症の予防や生活の質の向上が期待できます。血糖値の管理にお困りの方や、気になる症状がある方は、かかりつけの先生にご相談のうえ、当センターへの受診をご検討ください。

■横浜労災病院【電話】045・474・8111(代表)

横浜労災病院

横浜市港北区小机町3211

TEL:045-474-8111

https://www.yokohamah.johas.go.jp/

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