調べてルーキー27 センター北の不思議は、アンゴラからの貴重な贈り物。 横浜市会議員 くさま剛
【Q】センター北駅構内にある絵は何ですか?
【A】あの絵は、5年前、第4回アフリカ開発会議横浜開催を記念して、アフリカのアンゴラ共和国大統領から贈られた貴重な文化財です。出口近くの絵画は高さ2・5mで幅18m。階段横のものは高さ1・75m、幅6m。アンゴラ政府文化庁から派遣された4人の画家が約5日間かけて描きあげました。両壁画のテーマは「友情の証」です。今年6月に開催されたアフリカ開発会議は5年に1回の開催で、アフリカ諸国の首脳が集まります。前回開催時にも「一国一駅」運動を展開し、センター北駅ではアンゴラ共和国を紹介したところ、大統領出席のもと贈呈式が行われました。しかし、今回は、交通局も都筑区も、そして横浜市もこの絵画に絡めたイベントを開催することはありませんでした。「担当変え」の弊害です。そこで、アンゴラ大使館に駐日全権大使のヴァへケニ閣下を訪ね、今回のお詫びと今後の交流について意見交換させていただきました。アンゴラは長き内戦が終わり、埋蔵量80億バレルとされる石油やダイヤモンドなど、毎年貿易で30億ドル以上の黒字を記録するなど、中国を中心とする外国企業の進出も盛んです。僕らは文化と教育の分野でアンゴラとの結びつきを強化していきます。「宝の持ち腐れ」の典型例をチャンスに変えていきます。
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