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公開日:2023.07.27
川和町駅周辺まちづくり団体
国交省から表彰
駅前の拠点形成に貢献
川和町駅周辺西地区土地区画整理組合が国土交通省の「2023年度まちづくりアワード」(功労部門)を受賞し、7月21日に都筑区役所で授賞式が行われた。駅周辺の都市基盤整備と商業施設や都市型住宅などの機能集積を図り、駅前の拠点形成に貢献したことが評価された。
まちづくりアワードは、魅力あるまちづくりに功績のあった個人または団体に対して国交省が表彰する制度だ。今年度は全国から21団体が選ばれ、横浜市からは同組合を含め2団体が表彰された。
授賞式には、同組合の岩澤伸夫理事長をはじめ、組合理事や関係者ら約10人が出席。国交省職員から表彰状が贈られた。あいさつに立った岩澤理事長は、行政や関係企業・団体の尽力に感謝を述べた上で、「今後は新しい住民と昔からの住民との融合をはかり、安心・安全で、住み続けたい街を目指してやっていきたい」と話した。
グリーンライン川和駅が開業したのは2008年。その後土地利用が進まず、交通環境の改善や無秩序な宅地開発などの課題があった。そこで2010年に地権者らが中心になり検討会を発足。その後川和町駅周辺B地区まちづくり協議会、同組合設立準備委員会を経て、2018年に同組合が設立された。
土地区画整理事業は、ともすれば長い年月を要するが、同組合は横浜市や協力企業、地権者の合意形成に尽力し、比較的短期間でまとめ上げた。今年5月18日には土地換地が終了。当初は73人いた組合員は土地換地が進むにつれ減少し、現在は法人含め38人。施設の移管手続きや清算業務を経て、年内をめどに同組合は解散するという。
川和町駅の周辺西地区を「横浜川和の里」と称して、今なおまちづくりが進む。昨年8月には大型商業施設「フォルテ横浜川和町」が開業。現在は大型マンションなども建設中で、さらなる賑わいが期待される。
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