神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2013年9月5日号 エリアトップへ

鶴ケ峯中吹奏楽部 44年ぶりに県代表 東関東大会出場

文化

掲載号:2013年9月5日号

  • LINE
  • hatena
コンクールメンバー=8月28日
コンクールメンバー=8月28日

 市立鶴ケ峯中学校吹奏楽部が、A部門では44年ぶりに東関東吹奏楽コンクール(1994年以前は関東吹奏楽コンクール)に出場する。現在は間近に迫った9月8日の本番に向け、練習に熱が帯びている。

 50人編成で課題曲と自由曲を競うA部門。同部が選んだ自由曲は、ヨハン・デ=メイ作曲の交響曲第1番「指輪物語」。顧問で指揮者の山田康二教諭(24)によると、高い技術力と表現力が問われる楽曲で、中学生にとっては「難曲」だという。

 近年は30人編成のB部門で出場しており、2010年には東関東大会で金賞も受賞している。しかし、2年前の山田教諭の顧問着任を機にA部門に移行。初年度は地区予選敗退と涙をのんだが、翌年は県大会出場と着実に実力を伸ばし、3年目で念願の東関東への切符を手にした。

危機感が生んだ成長

 同部の意識に変化が起きたのは、地区予選を目前に控えた7月7日。コンクールに出場する近隣の中学校との合同発表会で、自分たちの演奏の詰めの甘さがあらわになった。それ以来、他校との差を感じ、部内で危機感が共通認識となった。だが、山田教諭は「ここからの伸びが大きかった」と振り返る。

 8月6日に行われた県大会後は「日本一の努力」を合言葉に、夏休み返上で練習に励んできた。自主的に練習時間を増やすなど、個々のレベルアップも図っている。部長の花井佑佳さん(3年)は「コンクールが始まったころは、全国は遠い存在だった。でも今は手が届きそうなところにいる。皆を引っ張っていけるよう頑張りたい」と意気込む。山田教諭は「ここまで来られたのは子どもたちの頑張り、保護者や地域の支援のおかげ。ステージに立つことが、将来のかけがえのない経験になれば」と話している。

 区内では東関東大会に、中学校A(9月8日・よこすか芸術劇場)に万騎が原中学校、中学校B(9月21日・ひたちなか市文化会館)に旭中学校が出場する。

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

https://www.otakaraya-shop.jp/akuwa/

<PR>

旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6

ズーラシア動物園で公演

ズーラシアンブラス

ズーラシア動物園で公演

5月19日に

4月25日

季節の花がお出迎え

二ツ橋の水辺

季節の花がお出迎え

4月25日

足を延ばしてほっと一息

足を延ばしてほっと一息

自然豊かな2公園

4月25日

華やぐ春を満喫

里山ガーデンフェスタ

華やぐ春を満喫

5月6日まで

4月25日

春の木漏れ日、浴びよう

春の木漏れ日、浴びよう

中原街道沿いに市民の森

4月25日

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

4月30日〜5月6日、「SEASIDE CINEMA 2024」

4月24日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook