旭区連合自治会町内会連絡協議会(区連会)の山岸弘樹会長(若葉台・73)がこのほど、「自治会等地縁による団体功労者総務大臣表彰」を受賞した。旭区からは2人目の受賞で、今年度は山岸会長を含めて横浜市内から2人が選ばれた。
同表彰は、自治会、町内会などの地縁による団体の代表者として長年にわたって在職し、活動を通じて良好な地域社会の維持・形成に功績があった人に対して総務大臣から贈られるもの。今年度は全国から151人が選ばれ、神奈川県内からは山岸会長含めて8人を選出。昨年11月29日には総務省(東京都千代田区)で表彰式が開かれた。
区内からの同表彰受賞は、区連会の佐々木明男前会長の2014年度以来5年ぶり。山岸会長は「こんな名誉な賞をいただけることはなかなかない。長年地域の皆さんに手伝っていただいて今があるからこそ」と周囲への感謝を口にした。
現役時代から地域へ
福岡県出身の山岸会長は千葉県を経て、就職を機に横浜へ転居。若葉台へ来たのは35年ほど前で、とちのき自治会を皮切りに区内で地域活動を始め、現在に至るまで長年にわたって地域のために尽力している。
とちのき自治会で会長を経験後、2002年からは若葉台連合自治会の会長に就任し、今では会長在職年数は同連合で歴代最長に。地域活動を始めた当初はまだまだ現役世代で、「仕事との兼ね合いをつけつつ、周りの皆さんの協力を得ながら取り組んできた」と山岸会長。16年からは区連会の会長も引き継ぎ、旭区全体をまとめる立場としても活躍を続けている。
昨年は区制50周年の節目を迎え、旭区誕生50周年記念事業実行委員会の委員長として記念事業をけん引している。山岸会長は「区内各地域はそれぞれ個性があってどこもしっかりしている。これからも皆さんの力も借りながら、まちに必要なことを具現化していきたい」と話した。
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