バスケットボールの女子クラブチーム「Yokohama(ヨコハマ) Fiesta(フィエスタ)」(左近友一郎代表=人物風土記で紹介)が10月18日、「第1回神奈川県U15バスケットボール選手権大会」で優勝した。チームは今宿・鶴ヶ峯の両中学校の有志を中心に、今年に入って発足したばかり。来年1月には全国大会へ出場する。
部活動やクラブチーム、Bリーグの下部組織などの垣根を越えて、バスケの中学生年代の頂点を決める同大会。今年度から創設された大会で、9月21日から10月18日にかけて、県内各地で熱い試合が繰り広げられた。
同チームは今宿・鶴ヶ峯の両中学を中心にメンバーを募り、この大会に向けて結成された。今宿中女子バスケ部の顧問である左近代表と、鶴ヶ峯中女子バスケ部の顧問である高砂裕一ヘッドコーチが協力し、今年1月の県新人大会の終了後に始動した。
高さ武器に初代王者に
初戦の富岡中=金沢区=に146対21の大差で勝ち、その後も勝ち進んだ同チーム。ヤマ場となったのは笹下中=港南区=との準決勝だった。県大会でも上位に入る笹下に対して、「焦らずに後半に勝負できたのが勝利につながった」と左近代表。170cmを超える選手が3人いる高さも武器に、62対48で下した。
決勝戦では1月の県新人大会で優勝した強豪・相模女子大学中学部=相模原市=と対戦。序盤からリードし、中盤では追い付かれたものの、突き放して47対36で勝利し、初代王者に輝いた。
来年1月に全国へ
今大会は「全国U15バスケットボール選手権大会」の予選も兼ねており、同チームが女子の神奈川代表として出場。全国大会は来年1月4日から7日に東京都での開催が予定され、各都道府県の代表チームと日本一を懸けて対戦する。
主将の飯田萌乃菓さん(鶴ヶ峯中3年)は「チーム全体が練習に集中できず、ふわふわしている時期もあったので優勝できてよかった。まずは気持ちが負けないように前を向いて、全国制覇を目指したい」と話している。
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