今年はIR・カジノ誘致是非の大きな節目に 横浜の将来に民意を反映させよ! 横浜市会議員 こがゆ康弘
明けましておめでとうございます。皆様には新年を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。昨年は新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るう未曽有の事態となり、本年も依然として厳しい状況です。しかし夏には東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定され、同じ時期に横浜市長選挙が実施される等、各方面で節目の一年となることが予想されます。一方、横浜市ではIR(カジノを含む統合型リゾート)誘致の是非をめぐり、横浜の将来を左右する重大な局面を迎えることになります。
条例案可決なら住民投票へ
昨年末、法定数の3倍超に当たる19万筆以上の署名を集めた市民団体が住民投票条例制定を求める直接請求を行いました。この請求に伴い林市長は地方自治法第74条の規定に基づき「条例案に市長の意見を付して議会に付議する」ことになり、1月冒頭から臨時議会が開かれる予定です。仮に条例案が議会で可決されれば横浜市で史上初となる住民投票が実施されることになります。市長が意見を付すことは法の要請でもあることから、林市長がこの多数の民意を受けてどのような意見を付すかに注目が集まります。
さらに、条例案の可決には議会の過半数が必要です。私は昨秋には事務所を署名スポットとする等、IR誘致への慎重な議論を求めて活動して参りました。これだけの署名が集まった以上、住民投票を行って民意を問う必要があると考えます。今回の議会では住民投票実施に対する議員各自の意思が明確に問われます。皆様の負託に応えるべく議員としての重責をしっかりと果たしていきたいと存じます。
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横浜市会は2月1日から第1回定例会が開会し、令和3年度の予算審議も行われます。コロナ感染症の収束が見通せない中、誰もが安全・安心を実感できる地域社会の実現に向けて、真摯な議論に臨んで参ります。
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