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公開日:2026.05.07

タイワンリス市内捕獲数 25年度に急増 過去最多 行政が対策呼びかけ

  • 緑区内で今年撮影されたタイワンリス(樋口喜政さん撮影)

    緑区内で今年撮影されたタイワンリス(樋口喜政さん撮影)

 特定外来生物・クリハラリス(通称・タイワンリス)の横浜市内での捕獲数が急増している。市によると2025年度は、過去最多の1151頭が捕獲された。農作物や電線をかじるなどの被害をもたらすことが報告されており、市は寄せ付けないための工夫などを呼びかけている。

 環境省や農林水産省によると、タイワンリスはペットとして飼育する目的などで日本に持ち込まれ、その後逃げ出した個体などが野生化。県内では1950年頃から江の島や鎌倉市で確認され、以降、分布域は横浜市にも広がりつつある。

 在来種・ニホンリスの分布域を圧迫する可能性があるほか、家屋や庭に侵入し、ダニやノミなどを介して人の健康に問題を生じさせる可能性も指摘されている。農作物への食害も報告されている。2005年には特定外来生物に指定された。

市初の試行 検討

 横浜市環境活動事業課によると、市内での捕獲数は近年増加の一途をたどり、ここ4年で2・8倍以上に膨れ上がっている。同課の担当者は「タイワンリスは年に2回ほど繁殖し、一度に何頭も出産することもある」と繁殖力の高さを指摘。ただ「市内での生息数と、捕獲数の拡大が比例しているかは不明」とも。

 市は現在、どのように罠を設置するのがより効果的かなどを調べる、市初となる試行を今年上半期に検討しているという。「見た目が可愛いくても餌付けしないで」と呼びかけている。

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