左近山団地の商店街・左近山ショッピングセンター(青木栄一会長)で7月2日と3日、恒例行事の夏まつりが開催された。初日はあいにくの雨となったが、ステージにテントを張るなど万全の体制を整え、新型コロナウイルス感染予防策を徹底した上で実施。祭りを楽しみにしていた地域住民らが大勢訪れ、会場は活気に満ちた雰囲気に包まれた。
初日の目玉企画となったのは、日本で最も歴史あるオペラ団体・藤原歌劇団の団員たちによる「左近山街角オペラコンサート」。ソプラノ歌手の小林厚子さんやテノール歌手の持木弘さんが、「見上げてごらん夜の星を」などの有名曲を美声で歌い上げた。来場者は「マイクを使っていないのに、こんなに響くなんてすごい。左近山で見られてうれしい」と感激した面持ちで語っていた。
3日には、地域で活動する団体・個人がダンスやバンド演奏、和太鼓をステージ上で披露し、会場を楽しませた。フィナーレには夜空を彩る大きな打ち上げ花火が上がった。訪れた人々は写真撮影をしたり、拍手をしたりしながら、満喫した様子を見せていた。
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