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旭区・瀬谷区 意見広告

公開日:2025.01.01

市政報告
災害被害の軽減へ「事前復興」を
横浜市会議員 くしだ 久子

 新年あけましておめでとうございます。

 今年度は減災対策推進特別委員会に所属をしています。今年度のテーマは「事前復興」です。

 「事前復興」とは、災害が発生した際のことを想定して、被害をできる限り小さくするための都市計画やまちづくりを推進していくことです。事前復興の主な取り組みには、災害弱者対策、建物の耐震化や耐火性の強化、道路の拡張、防災拠点の設置などがあります。

「災害弱者」考慮を

 災害弱者は高齢者や障がい者、乳幼児、コミュニケーションが困難な外国人など、災害時に身体や情報収集、伝達力などにハンディキャップを負っているために被害を受けやすい立場にあります。それぞれの不自由なことを踏まえて災害時の救助を考えておく必要があります。

木造住宅耐震化

 建物の耐震化については、横浜市は木造住宅耐震化促進事業を進めており、木造住宅の耐震診断や改修工事費の補助、防災ベッド等の設置費補助などを行ってきました。

ペットの同伴避難

 旭区内では、地域別に37か所の小・中・特別支援学校が地域防災拠点に指定されています。市内1か所でも震度5強以上の地震を観測した場合に開設されます。

 私はペットの同伴避難についても議会で提案してきました。能登半島地震の際、珠洲市ではペット同伴で一緒に生活できる避難所が一部では開設されました。

 ペットと一緒に避難できることは、動物愛護の観点だけでなく、動物を置いて避難できないなど二次災害を避ける観点からも進めていく必要があります。

命と暮らしを守る

 能登半島地震からちょうど1年になります。これまでの震災を踏まえて横浜市では新たな地震防災戦略を策定しています。この中には「発災前からの備え」の強化も盛り込まれました。これからも命と暮らしを守る提言をしていきます。

串田久子

横浜市旭区中希望が丘111-1 勝滝ビルB1

TEL:045-212-3327

chako-naka@kussy.com

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