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公開日:2026.03.19

口腔と歯の話
テーマ「災害時に命を守る口腔ケア」

  • 口腔と歯の話 (写真1)

 東日本大震災から15年が経ちました。災害医療というと、けがの治療や救命対応が注目されますが、実は「口の健康」を守ることも命に関わる大切な課題です。

 大きな災害が起こると、多くの方が避難所で生活することになります。水が不足したり生活環境が変わったりすることで、歯みがきや入れ歯の手入れが十分にできなくなることがあります。すると口の中の細菌が増えやすくなります。

 特に高齢者の場合、口の中の細菌を含んだ唾液や食べ物が気管に入ることで「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」という肺炎を起こすことがあります。阪神・淡路大震災や東日本大震災の後には、避難生活の中で肺炎によって体調を崩す方が多く報告されました。

 避難生活の中でも口の中を清潔に保つことは、体力の低下や感染症を防ぐために重要です。

 そのため、日頃からの備えも大切です。防災袋の中に歯ブラシや歯間ブラシ、入れ歯洗浄剤、マウスウォッシュなどの口腔ケア用品を入れておくと安心です。また、水が少ない状況でも、少量の水で口をゆすいだり、ガーゼやティッシュで歯を拭いたりするだけでも口の中を清潔に保つことができます。

 災害はいつ起こるかわかりません。非常食や水と同様に「口の健康」を守る準備も大切な防災対策です。日頃のケアと備えが、いざという時に自分や家族の健康を守ることにつながります。

ふたまたがわ歯科口腔外科

横浜市旭区二俣川2-50-14コプレ二俣川オフィス7階メディカルモール

TEL:045-360-6480

https://futamatagawa-dental.com

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