三ツ境小学校の坪江爽佑(そうすけ)君(5年生)の描いた絵がこのほど、TOKYO FMの番組「サステナ*デイズ」が主催する「SDGs絵本プロジェクト」に選ばれた。
SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年に国連加盟国で採択された30年までに達成を目指す国際目標。貧困や自然環境など世界中のあらゆる課題に対応した17の目標が定められている。
同プロジェクトは、14番目の目標「海の豊かさを守ろう」から「みんなのうみ」をテーマに子どもたちから作品を募集。12作品が絵本作家ののぶみさんの手で物語にまとめられ、縦横20・5cmの絵本が完成した(非売品)。
坪江君は絵の具やクレヨンでマッコウクジラとダイオウイカの戦いや「しんかい6500」をモデルにした潜水艦を描いたほか、海の深海部分を色の濃淡で表現しているという。絵は小学3年生の時に休み時間を利用して、図鑑を見ながら制作したもの。「海にはたくさんの生き物がいるから、絵を見て知って欲しい」とコメント。「ビニール袋やペットボトルを捨てると生き物が食べてしまうからやめてほしい」と呼びかけた。
同プロジェクトに絵を応募した母・久美子さんは「ラジオで企画を聴いた時、息子が描いた絵を思い出して応募しました。選ばれた時はとても驚きました」と振り返り、「子どもの取り組みがこういう形に残るのは嬉しいですね。とても温かい気持ちになれる素敵な絵本です」と話した。
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