泉区や瀬谷区の果樹園農家で梨やブドウが収穫時期を迎えている。「浜なし」のブランド名で注目されている横浜の梨は、今年は一段と甘みが詰まり、品質は良好。各直売所などで順次販売が始まっている。
「JA横浜果樹部飯田支部」の泉・瀬谷両区の果樹農家では、梨、ブドウ柿、りんごなどを栽培している。「浜なし」は木で完熟させるのが特徴で、朝採れたての一番味の良い状態で販売される。ほぼ全量を生産者が直売するため、市場にはほとんど出回らないという。
今年の出来について大川さんは「気温が高い日が多く、雨が少なかったため、実に甘みがぎゅっと詰まっていて、いい出来です」と話す。大川さんの果樹園(泉区下和泉)では幸水や豊水など、約100本の梨を育てている。今年は暖かくなるのが早かったため収穫時期は10日ほど早まったが、収穫量は例年並み。食べるときに「冷やしすぎない」のが梨本来の甘みをより感じるためのポイントだという。
品評会でPR販売も
同支部も参加する「横浜夏季果樹持寄品評会」が8月9日(木)に青葉区の「JA横浜ハマッ子中里店」で、8月23日(木)に泉区中田西にある「ハマッ子みなみ店」で行われる。PR販売は午前10時から完売まで。9時半から整理券を配布。問合わせはJA横浜担い手課【電話】045・805・6612。
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