お口の健康塾 Vol.2 唾液の役割について
このコラムでは皆様のお口の健康についての噛むこと、食べること、を中心に口から始まる健康をお伝えしてまいります。
健康な人では唾液は一日に1.5Lほど出ると言われています。唾液の役割は多岐にわたり【1】粘膜や歯を湿らせ口腔内を傷から守る、【2】食物を塊にして飲み込みやすくする、【3】舌の動きを潤滑にして喋りやすくする、【4】外来のウイルスや口腔内の細菌から身を守る、などがあります。
ところが加齢や特殊な疾患、お薬の副作用により、唾液が出にくくなると口腔内は乾燥して様々な症状が現れます。患者様の訴えに多いのは「口の中がヒリヒリする」「ご飯が飲み込みにくい」「しゃべりにくくなった」「入れ歯の調整を繰り返しても痛い」などの表現です。症状の有無にかかわらず粘膜が乾燥している場合は、他の病気との関連も考えられるため、医科との連携が必要となります。歯科医に相談する際は、病気の有無をお伝えいただいたり、お薬手帳をお持ちいただいたりすると安心です。
当院ではお一人での外出が困難な方を対象に、訪問歯科診療を行っております。むし歯や歯周病、差し歯、入れ歯、摂食嚥下機能評価(内視鏡検査)をご自宅で行っております。まずはご相談ください。
原宿わたなべ歯科診療所
戸塚区原宿3-8-6二八五番館1階
045-443-5519
http://hwdc2015.com/
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