神奈川県の救急医療の発展に努めた団体や個人を表彰する「県救急医療功労者表彰」の受賞者がこのほど発表され、医療法人社団鵬友会湘南泉病院(新橋町/池島秀明理事長)が受賞した。
同院は1996年から横浜市病院群輪番制事業に参加し、直近10年間で救急患者延べ1万2260人を受け入れていたことなどが評価された。10年ほど前から、地域の急性疾患に対応しようと医師を増やすなどして救急医療に力を入れてきた。末盛彰一院長は「多くの人の力を積み重ねることで社会に少しでも貢献することができた」と話し、「継続は力なり。今後もしっかり務めていきたい」とする。
同院は近隣の高齢者施設と連携し、治療・手術の対応や在宅療養の支援などを行い、今年4月には在宅療養支援病院に指定された。また来年4月に鵬友会は、ゆめが丘駅そばに新病院として「ゆめが丘総合病院」を開設する。更なる救急医療のニーズに応えるべく、手術室の増加や高度治療室を新たに設置する。
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