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泉区 社会

公開日:2023.11.30

認知症理解にたすき
市内各所から山下公園へ

  • ゴールテープを切る参加者ら=浜chan提供

 認知症の人と地域住民や企業、商店などがつながる機会を作るまちづくりイベント「RUN TOMO +YOKOHAMA」が11月12日、泉区など市内16区で行われた。

 「RUN TOMO」は特定NPO法人認知症フレンドシップクラブが2011年から日本全国と台湾で開催している取組。認知症の人や医療関係者らが走ったり歩いたりしながら、地域住民へ認知症への理解を促すことが目的だ。

 今年は横浜市多業種交流会「浜chan」との共催で初めて横浜単独開催が実現した。当日は市内16区の介護事業所などに通う認知症の人やその家族、関係者ら約150人が参加。オリジナルのTシャツを着用して各地域をスタートし、ゴールの山下公園を目指した。

 参加者は歩きながらごみ拾いをしたほか、イベントのカードをまちの人に配布することで地域の認知症理解を促した。

 浜chan会長の志摩宙人さん(50)は「初の横浜開催で150人も集まってくれて嬉しい。来年は全18区からの参加を募りたい」と話した。

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