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公開日:2024.01.01

女子バスケ宮澤選手
地元神奈川で日本一に
富士通R(レッド)W(ウェーブ)の主将担い

  • 宮澤夕貴選手/岡津小、岡津中を経て県立金沢総合高では3年時にインターハイ優勝。12年にJX(現・ENEOS)サンフラワーズ入団。21年に富士通レッドウェーブへ移籍。22年から主将に。コートネームは「アース」。16年・リオ五輪、21年・東京五輪にも出場。

    宮澤夕貴選手/岡津小、岡津中を経て県立金沢総合高では3年時にインターハイ優勝。12年にJX(現・ENEOS)サンフラワーズ入団。21年に富士通レッドウェーブへ移籍。22年から主将に。コートネームは「アース」。16年・リオ五輪、21年・東京五輪にも出場。

  • 高い打点からの3ポイントシュートが武器

    高い打点からの3ポイントシュートが武器

 女子バスケWリーグの富士通レッドウェーブで主将を務める泉区出身の宮澤夕貴選手(30歳)。移籍3年目の今季、チームとして2007年以来となるリーグ優勝を目指してシーズンを戦っている。「ファンのみなさんや家族や友人の応援が力。期待に応えて活躍したい」と思いを語る。

 女子バスケのWリーグは女子実業団トップリーグ。宮澤選手は高校卒業後、2012年にJX(現・ENEOS)サンフラワーズに入団すると、13年から19年までリーグ7連覇に貢献。個人でもリーグベスト5や皇后杯MVPに選ばれた実績がある。183cmの長身から繰り出される3Pシュートが代名詞だがリバウンド力もあり、日本を代表するプレイヤーのひとりだ。

 21年に地元・神奈川を拠点とする富士通レッドウェーブに移籍し、チームは6年ぶりのファイナルに進出。昨季(22-23年)から主将を担い、今季16年ぶりのリーグ優勝を目指している。

1年目以来の環境

 「今季は日本代表に呼ばれなかったので、シーズン前にじっくり身体づくりから取り組めました。早い時期からチームにいられたことも、主将としては良かったなと思っています」

 シーズンは10月から4月にかけて行われるが、代表チームは主にオフシーズンに稼働する。宮澤選手は13年に代表候補に選ばれて以来、招集を受けて代表でも活躍してきた。オフに走り込みなど自分のペースでコンディションを整えられたのは実業団1年目以来という。

 昨季はリーグ6位に終わり、今季からはコミュニケーションを今まで以上に重視している。「若い選手に気になることがあっても、言うか言わないか迷うことがあった。でも後悔しないために、何かを変えなきゃいけないと思い、昨季以上に伝えるようにしています」

 一対一で話す機会を設けたり、あるいは仲の良い他のベテラン選手に任せたりと、チーム内でも工夫しているという。

 チームには今季、古巣・ENEOSから林咲希選手(28歳)も加入。大きな戦力であるとともに「練習の取組からして、若い選手の良きお手本といえるような選手」と信頼を置く。「富士通は守備がシステム化しているので決まりごとが多い。覚えるのには時間がいるのでキキ(林選手)は試合ごとに悔しがってるけど、チームにとってその部分はのびしろだと思います」

より強い気持ちで

 個人として意識しているのは「強い気持ち」という宮澤選手。「主将の私が弱気なプレーをしたら、やっぱりチームに伝染してしまう。シュートでいえば、打つべきところで打つことが大事。たとえ外れても、それは重要じゃない」。その時々でチームに求められるプレーを常に追い求めている。

「期待や応援が力になる」宮澤夕貴選手インタビュー岡津で知った楽しさ

 小学1年の時に姉の影響で始めたバスケット。小2で福島から横浜・岡津小に転校し、出会ったのが岡津バスケットボールクラブだった。そこでクラブの三重野康彦監督(人物風土記で紹介)からバスケの楽しさを教わったという。

 「勝つこと、うまくなることが楽しかった。三重野さんは叱りもしたけど、よく褒めてくれた」と振り返る。「チームメイトも負けず嫌いで、練習から真剣勝負だった。あの頃からずっと周りの人には恵まれています」

 岡津中時代には都道府県対抗戦で県代表に選出。卒業後は強豪・県立金沢総合高に進んだ。星澤純一監督のもとでさらに磨きをかけ、3年時にはインターハイ優勝も成し遂げた。

 実業団入りしてからも、チームはリーグ7連覇を果たし、個人でもベスト5に何度も選出されるなど、第一戦で文句なしの活躍を続けてきた。

リオ五輪が転機に

 日本代表にも選ばれ、16年のリオ五輪にも出場。だが「自分が選ばれるとは思っていなくて、選ばれると思っていた先輩が漏れて泣いていたのが印象的だった」。それはバスケット人生の大きな転機になったという。

 ネットでは「なんで宮澤が」といったネガティブな声も目にした。「それを見返してやろうと思うんです、ポジティブなので」。リオ五輪でチームはベスト8の結果を残したが、出場機会は少なかった。そんな中でも「選手村でめちゃくちゃトレーニングしてました」と明かし、その後の国内リーグでは3ポイントシュートを武器に選手として躍進を見せた。

 21年の東京五輪では準優勝の立役者ともなった。その日本代表に対しては、「正直なところ、以前とは違う思いがある」と明かす。「やっぱり、日本代表になるとファンの皆さんや家族や友達が喜んでくれる。そういう人たちが頑張る理由になっているので、『期待に応えたい』から、日本代表にも選ばれる選手でありたいという気持ちですね」

 日本を代表する選手としてプレッシャーは計り知れない。だがリラックス方法について聞くと「温泉、ネイル、ドライブが好きですね」とオフの顔をのぞかせた。特にユーチューバーのコムドットが好きだといい「動画を観るとポジティブになれる。会員になろうか迷っているんです」と笑顔を見せた。

 目下の目標はチームのリーグ優勝だ。「富士通のバスケは展開も早くて楽しめるはず。ぜひ会場にも足を運んで観てみてもらえたら」と語った。

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