戸塚警察署の署員が、7月5日に行われた「平成24年度 神奈川県警察拳銃射撃競技大会」に出場し、A組・団体の部で初優勝した。また、西國(さいこく)勉巡査部長(32)が接戦を制し、個人の部で2連覇を果たした。
同大会は毎年開催されているもので、今回で56回目。昨年は東日本大震災の影響により中止されたため、2年ぶりの開催となった。
射撃は技術だけでなく、集中力や精神力も試される競技。今回は、立ったまま10m先の的を狙う「腰撃ち」、片ひざをついて狙う「ひざ撃ち」、より実践的な「総合射撃」の3種目をそれぞれ5発50点、合計150点満点で競った。
A組・団体の部に出場したのは、原田泰三巡査部長(50)、大竹勇人(はやと)巡査部長(34)、村田喜和警部補(50)、西國巡査部長の4人。18署の中で最高の合計514点を獲得し、初の優勝に輝いた。
その中でも西國巡査部長は、72人中最高成績の148点を獲得し、個人の部で2度目の優勝を成し遂げた。2位とは1点差だった。西國巡査部長は射撃の修練を積んできた元拳銃特別訓練員。優勝のためには満点を目指す必要があり、出場者同士でプレッシャーのかけあいもあったという。競技について「自分はリラックスできていた。拳銃特別訓練員のころの仲間もいたが、優勝できる自信はあった」と振り返り、「拳銃使用の正しい判断をし、経験を現場に生かしていきたい」と話した。
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